手術症例報告
腹腔鏡下噴門側胃切除における食道残胃吻合トラブルを腹腔鏡下に修復した1例
松下 大輔
1
,
有上 貴明
1
,
下之薗 将貴
1
,
鶴田 祐介
1
,
佐々木 健
1
,
大塚 隆生
1
1鹿児島大学消化器外科
キーワード:
腹腔鏡下噴門側胃切除術
,
食道残胃吻合
,
mSOFY再建
Keyword:
腹腔鏡下噴門側胃切除術
,
食道残胃吻合
,
mSOFY再建
pp.1673-1676
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003555
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これまで胃上部の早期胃癌に対する噴門側胃切除術は,条件付きの縮小手術の位置付けであったが,現行の胃癌治療ガイドライン第6版(2021年7月改訂)では体上部早期胃癌に対する定型手術として取扱われており,リンパ節郭清範囲明記もなされている。腹腔鏡手術が普及した現在では腹腔鏡下噴門側胃切除(laparoscopic proximal gastrectomy;LPG)も条件付き推奨を得ている。
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