手術手技
挟み撃ち法による腹腔鏡下横行結腸切除術の定型化と有効性について
神田 修平
1
,
森 友彦
1
,
山崎 伸悟
1
,
塩見 慶
1
,
加藤 滋
1
,
松尾 宏一
1
1京都市立病院総合外科
キーワード:
腹腔鏡下横行結腸切除術
,
頭側アプローチ先行
,
全結腸間膜切除
Keyword:
腹腔鏡下横行結腸切除術
,
頭側アプローチ先行
,
全結腸間膜切除
pp.1643-1649
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003550
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近年,低侵襲手術として腹腔鏡手術,ロボット支援手術が広まっている。しかし,2022年版の大腸癌治療ガイドラインによると,横行結腸癌に対する腹腔鏡手術の有効性は十分に確立されていない1)。その理由としては,解剖学的特性による支配血管根部周囲の郭清手技の難度が高いとされるからである。とくに,安全な膵前面の剥離,血管分岐バリエーションへの対応には,術者の習熟度が必要である。
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