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特集 横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—私のやり方,私の工夫
各論
右側横行結腸癌の腹腔鏡下D3郭清手術—後腹膜剝離先行内側アプローチ
Laparoscopic D3 lymph node dissection for right-sided transverse colon cancers: Upfront retroperitoneal dissection followed by a medial approach
長山 聡
1
,
日吉 幸晴
1
,
向井 俊貴
1
,
山口 智弘
1
,
長嵜 寿矢
1
,
秋吉 高志
1
,
福長 洋介
1
Satoshi NAGAYAMA
1
1がん研究会有明病院大腸外科
キーワード:
腹腔鏡下横行結腸切除術
,
後腹膜剝離先行内側アプローチ
,
No. 223リンパ節郭清
Keyword:
腹腔鏡下横行結腸切除術
,
後腹膜剝離先行内側アプローチ
,
No. 223リンパ節郭清
pp.975-984
発行日 2021年8月20日
Published Date 2021/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213421
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【ポイント】
◆右側横行結腸癌に対して腹腔鏡下横行結腸切除・D3郭清手術を定型的に,安全に行うためのポイントは,①後腹膜アプローチを先行し十二指腸前面および膵前面を広く剝離しておくこと,②横行結腸間膜を衝立状に展開し網囊内に進入し,網囊を開放することによって隣接臓器との3次元的な位置関係を把握すること,③横行結腸間膜根を膵下縁レベルで左右より挟み込んで切離し,No. 223リンパ節の郭清を完遂すること,である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年8月末まで)。
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