手術手技
ロボット支援下噴門側胃切除術における再建法─食道残胃手縫い吻合(背枕法)の手技と利点
齋藤 正樹
1
,
佐川 弘之
1
,
藤田 康平
1
,
伊藤 直
1
,
小川 了
1
,
瀧口 修司
1
1名古屋市立大学消化器外科
キーワード:
噴門側胃切除術
,
食道残胃吻合
,
ロボット支援手術
Keyword:
噴門側胃切除術
,
食道残胃吻合
,
ロボット支援手術
pp.1633-1641
発行日 2023年10月15日
Published Date 2023/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003549
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
噴門側胃切除術は多くの施設でその適応範囲を拡げて実施され,その有効性が見直されてきた。しかし,術後の逆流性食道炎と体重減少が問題の1つとして挙げられてきた。これまでに観音開き法(上川法)1),modified SOFY法2)に代表される逆流防止機構を兼ね備えた食道残胃吻合法が考案され,広く実施されてきた。その反面,同吻合手技は複雑な面や多くのpitfallも存在する。
Copyright © 2023, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.