特集 炎症性腸疾患の治療戦略と手術
Ⅰ.総論 2)炎症性腸疾患の外科治療─現状と課題
池内 浩基
1
,
内野 基
1
1兵庫医科大学炎症性腸疾患外科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
外科治療
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
クローン病
,
外科治療
pp.1001-1007
発行日 2022年6月15日
Published Date 2022/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002832
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炎症性腸疾患患者の患者数は右肩上がりの増加を示している。内科的治療の進歩は薬物療法と内視鏡的バルーン拡張術にほぼ集約できるが,いずれも進歩が著しい。内科的治療の変遷に伴い,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;UC)とクローン病(Crohn’s disease;CD)の両疾患の手術症例の臨床的特徴は大きな変化がみられる。本稿ではその概要を述べる。
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