特集 高難度肝胆膵外科手術アトラス2022
Ⅱ 各論 C 膵臓 8 膵癌に対する腹腔鏡下脾合併膵体尾部切除(Lap-RAMPS)
川畑 康成
1
,
中村 光佑
1
,
岸 隆
1
,
西 健
1
,
田島 義証
1
1島根大学医学部消化器・総合外科学
キーワード:
膵癌
,
腹腔鏡下脾合併膵体尾部切除
,
RAMPS
Keyword:
膵癌
,
腹腔鏡下脾合併膵体尾部切除
,
RAMPS
pp.667-674
発行日 2022年4月1日
Published Date 2022/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002728
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わが国における膵癌に対する腹腔鏡下脾合併膵体尾部切除は2016年に保険収載されたことで,急速に普及してきている。一方,膵体尾部癌に対する膵切除における予後を規定する手術因子は,切除断端陰性の確保(R0切除)と郭清リンパ節個数の増加(lymph node ratioの低下)であることが,欧米の最新の後方視的多施設共同研究の結果から改めて証明された1)。
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