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特集 消化器外科におけるInterventional Radiology(IVR)
急性胆嚢炎,急性胆管炎に対するIVR—PTCD,PTGBDについて
Percutaneous transhepatic biliary drainage for acute cholecystitis and acute cholangitis
津布久 裕
1
,
跡見 裕
1
1杏林大学医学部第1外科
キーワード:
急性胆嚢炎
,
急性胆管炎
,
PTCD
,
胆道感染症
Keyword:
急性胆嚢炎
,
急性胆管炎
,
PTCD
,
胆道感染症
pp.977-982
発行日 1994年8月20日
Published Date 1994/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901602
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急性胆嚢炎,急性胆管炎に対する非観血的ドレナージとしてのPTCD, PTGBDは,超音波ガイド下で施行されるようになった.本法は安全で胆道内圧の上昇をきたさないことから,胆道感染症に対しても第一選択の治療法として広く行われている.しかしながら,ドレナージをより安全に施行するには,術前後の十分な管理と手技の習熟が必要である.特に術中,術後の合併症として,出血,チューブ逸脱などの問題があり,そのつど適切な対応が要求される.PTCD法を利用しての切石や,内瘻化などがあり,本法は胆道ドレナージの手術として今後も応用されると考えられる.
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