特集 消化器・一般外科におけるCommon Diseaseの手術 エルステから高難度まで
Ⅲ 鼠径部ヘルニア手術 6 Direct Kugel法
川村 英伸
1
,
遠野 千尋
1
,
伊藤 千絵
1
,
藤井 仁志
1
,
畑中 智貴
1
,
佐々木 章
2
1岩手県立久慈病院外科
2岩手医科大学外科学講座
キーワード:
Direct Kugel
,
鼠径部ヘルニア
,
腹膜前修復術
Keyword:
Direct Kugel
,
鼠径部ヘルニア
,
腹膜前修復術
pp.581-589
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000002161
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成人鼠径ヘルニアに対して腹膜前腔にメッシュを留置するTIPP法(transinguinal preperitoneal repair)の1つにDirect Kugel法(以下,D.Kugel法)がある。Pélissier1)によって2006年に報告され,海外ではmodified Kugel herniorrhaphyといわれている。
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