Japanese
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手術手技
Direct Kugel patchを用いた鼠径ヘルニア手術
Direct Kugel patch method in the treatment for inguinal hernia
今津 浩喜
1
,
増井 利彦
1
Hiroki IMAZU
1
1いまず外科
キーワード:
direct Kugel patch
,
inlay法
Keyword:
direct Kugel patch
,
inlay法
pp.1457-1460
発行日 2007年10月20日
Published Date 2007/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101877
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はじめに
鼠径ヘルニアの手術に際して,メッシュを用いたいわゆるtension-free術式が日本に導入され,その成績が優れていることが明らかとなり1),onlay術式としてmesh plug,prolene hernia system(PHS),最近ではproloop,inlay術式としてKugel patchが導入されてきた.
当院は鼠径ヘルニアの日帰り手術専門クリニックとして,2004年7月より主にKugel法による日帰り手術を行っている.しかし,2005年にonlay術式でinlay patchを挿入するdirect Kugel patchが発売され,同年に米国より来日したDr. Hayashiに手術指導を受けたのち,当院でも採用して手術を行っているので,術式および成績について報告する.
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