特集 消化器外科手術の論点2020 誌上ディベートと手術手技
肝胆膵外科 13 解剖学的肝切除術における亜区域描出法
川野 文裕
1
,
加藤 悠太郎
2
1順天堂大学医学部附属順天堂医院肝胆膵外科
2藤田医科大学総合消化器外科
pp.575-575
発行日 2020年3月31日
Published Date 2020/3/31
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001639
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肝切除術は肝細胞癌に対する最も有効的な治療法である。肝細胞癌は門脈侵襲・肝内転移をきたすため,担癌領域の解剖学的切除が望ましいとされている。しかしながら,多くの場合,慢性肝炎・肝硬変を有し,広範囲切除の適応外であるため,過不足なく肝切除を行うことが重要である。
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