手術手技
人工肛門閉鎖創を利用した減孔式腹腔鏡下大腸切除術の工夫
黒田 宏昭
1
,
永田 直幹
1
,
伊波 悠吾
1
,
本田 晋策
1
,
村山 良太
1
,
日暮 愛一郎
1
1北九州総合病院総合外科
キーワード:
減孔式
,
一時的人工肛門
,
人工肛門閉鎖創
Keyword:
減孔式
,
一時的人工肛門
,
人工肛門閉鎖創
pp.1603-1608
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000001423
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
減圧困難な大腸癌イレウスや限局した大腸穿孔に対し,一時的双孔式人工肛門造設を行い,病態改善後に二期的に人工肛門閉鎖および原発巣に対しての手術を行う場合がある。その際,人工肛門は病変と同側にあることが多いため,人工肛門創を閉鎖し,ほかの部位にマルチポートを挿入するか,人工肛門創にマルチチャンネルデバイスを装着し,ほかの部位にマルチポートを挿入する場合が多く,有効利用とは言い難い(図1)。
Copyright © 2019, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.