特集 胆道疾患に対する腹腔鏡手術
良性胆囊疾患に対する単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術
飯田 敦
1
,
渡邉 剛史
1
,
大西 顕司
1
,
戸川 保
1
,
木村 俊久
1
,
五井 孝憲
2
1国立病院機構敦賀医療センター外科
2福井大学第一外科
キーワード:
単孔式腹腔鏡手術
,
reduced port surgery
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
Keyword:
単孔式腹腔鏡手術
,
reduced port surgery
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
pp.125-131
発行日 2018年2月15日
Published Date 2018/2/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000000562
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腹腔鏡手術が飛躍的に進歩し,手術の精緻化,高難度手術へ適応拡大の一方で,腹壁破壊をさらに減じて整容性を高めたscarless surgery への関心が高まり,natural orifice の1 つである臍を利用した単孔式内視鏡外科手術が2008 年より米国で臨床応用されるようになった。日本でも,筆者らを含めた有志がこの手術に取り組み,2009 年初頭から始まった爆発的な普及に伴い,2010 年2月から単孔式内視鏡手術研究会が開催され,技術的困難度が高いとされるこの手技の安全な普及に貢献してきた1-3)。
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