Reduced Port Surgery—制限克服のための達人からの提言・6
単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術
高橋 昂大
1
,
金平 永二
1
,
亀井 文
1
,
谷田 孝
1
Kodai TAKAHASHI
1
1メディカルトピア草加病院外科
pp.754-761
発行日 2018年6月20日
Published Date 2018/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212071
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術は1997年に初めて報告されて以来,近年徐々に増加してきている1).単孔式腹腔鏡下胆囊摘出術は従来の腹腔鏡下胆囊摘出術に比べ整容性は良好であり,合併症に差はないと報告されているが,手術時間の延長が問題とされている2,3).その原因はマニピュレーションアングルの欠如による器具の操作性低下と考えられる.われわれは,超細径器具と彎曲可変型鉗子によりマニピュレーションアングルを復活させ,単孔式腹腔鏡下胆囊摘除術を行ってきたので,術式の詳細について報告する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年6月末まで)。
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.