Japanese
English
症例
ミノサイクリンとトラニラストで治療した皮膚サルコイドーシスの1例
Cutaneous sarcoidosis treated with minocycline and tranilast
松本 梨佳
1
,
石氏 陽三
1
,
延山 嘉眞
1
,
朝比奈 昭彦
1
,
伊藤 三郎
2
,
江藤 隆史
3
Rika MATSUMOTO
1
,
Yozo ISHIUJI
1
,
Yoshimasa NOBEYAMA
1
,
Akihiko ASAHINA
1
,
Saburo ITO
2
,
Takafumi ETOU
3
1東京慈恵会医科大学病院,皮膚科(主任:朝比奈昭彦教授)
2東京慈恵会医科大学内科学講座,呼吸器内科
3あたご皮フ科,東京都港区
キーワード:
サルコイドーシス
,
ミノサイクリン
,
トラニラスト
,
皮下硬結
Keyword:
サルコイドーシス
,
ミノサイクリン
,
トラニラスト
,
皮下硬結
pp.1467-1470
発行日 2026年9月1日
Published Date 2026/9/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000006094
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61歳,女性。左鼻翼部の皮下硬結を主訴に前医受診後,サルコイドーシスやリンパ腫を鑑別に当院を紹介受診した。初診時,左鼻翼部,下肢に多発する皮下硬結がみられた。皮膚生検にて,真皮深層から皮下組織にかけて非乾酪性類上皮肉芽腫を認めた。血液検査でACE値や血中Ca値の上昇はみられなかったが,肺に軽微な粒状影を認めた。皮膚サルコイドーシスと診断しミノサイクリンの投与を開始した。その後,トラニラスト投与も追加し,皮下硬結は改善したため,1年10カ月後に投与を終了した。ミノサイクリンが皮膚サルコイドーシスと肺病変に有効であったと考えられた。

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