Japanese
English
特集 膠原病
抗トポイソメラーゼⅠ抗体および抗セントロメア抗体重複陽性の全身性強皮症と背部硬化性萎縮性苔癬の合併例
Lichen sclerosus et atrophicus on the back in a patient with systemic sclerosis positive for antitopoisomerase-1 antibody and anticentromere antibody
鈴木 唯
1
,
新井 美帆
1
,
土田 哲也
2
Yui SUZUKI
1
,
Miho ARAI
1
,
Tetsuya TSUCHIDA
2
1深谷赤十字病院,皮膚科(主任:新井美帆副部長)
2埼玉医科大学,皮膚科
キーワード:
硬化性萎縮性苔癬
,
全身性強皮症
,
抗トポイソメラーゼⅠ抗体
,
抗セントロメア抗体
Keyword:
硬化性萎縮性苔癬
,
全身性強皮症
,
抗トポイソメラーゼⅠ抗体
,
抗セントロメア抗体
pp.2089-2092
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003667
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
61歳,女性。初診3年前より左上背部に光沢を伴う皮疹を自覚した。初診時左上背部に複数の白色調褐紅色局面がみられ,病理組織学的所見を含め硬化性萎縮性苔癬と診断した。また,自覚症状は明瞭でなかったが,抗トポイソメラーゼⅠ抗体と抗セントロメア抗体重複陽性の全身性強皮症を伴っていた。硬化性萎縮性苔癬と強皮症の関係を考えるうえで示唆に富む症例と考える。
Copyright © 2022, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.