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オマリズマブ投与が有効であった難治性寒冷蕁麻疹の小児例
Refractory acquired cold urticaria in a child successfully treated with omalizumab
遠藤 瑠璃子
1
,
神﨑 美玲
1
,
蔵野 みのり
2
Ruriko ENDO
1
,
Mirei KANZAKI
1
,
Minori KURANO
2
1水戸済生会総合病院,皮膚科(主任:神﨑美玲主任部長)
2くらのクリニック,水戸市
キーワード:
寒冷蕁麻疹
,
難治性
,
オマリズマブ
,
小児
,
寒冷誘発試験
Keyword:
寒冷蕁麻疹
,
難治性
,
オマリズマブ
,
小児
,
寒冷誘発試験
pp.2114-2115
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000003019
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現病歴 1年以上前から,手指が冷水に触れた際に痒みや紅斑を生じるようになった。アイスクリームを食べたときには,口腔内の痒みが出現した。寒冷蕁麻疹として抗ヒスタミン薬を2種類内服したが,症状の改善はなかった。小学校の水泳授業中,水に浸かった部位に痒みを伴う紅斑,膨疹が出現して授業が中断されたため,当科を紹介受診した。
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