Japanese
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特集 あらためて学ぶ。薬疹と皮膚障害
総説
2.知っておくべき薬物障害
-① 分子標的薬による皮膚障害
2. Need-to-know drug eruption and drug-induced skin disorders
① Skin disorders caused by molecular-targeted drugs
竹之内 辰也
1
Tatsuya TAKENOUCHI
1
1新潟県立がんセンター新潟病院,皮膚科,副院長
キーワード:
分子標的薬
,
皮膚障害
,
EGFR阻害薬
,
痤瘡様皮疹
,
手足症候群
Keyword:
分子標的薬
,
皮膚障害
,
EGFR阻害薬
,
痤瘡様皮疹
,
手足症候群
pp.1777-1784
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.18888/hi.0000002928
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・分子標的薬による皮膚障害への対応は癌治療の成否を左右する。
・EGFR阻害薬に伴う痤瘡様皮疹や乾皮症をはじめ,各薬剤に特徴的な皮膚障害が認められる。
・対症治療と併行したスキンケアが重要で,治療開始前からの指導が望ましい。
・一部の分子標的薬では皮膚障害は予後良好因子であり,皮膚科医の介入による治療コンプライアンスの向上が求められる。
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