特集 泌尿器がん薬物療法の副作用―支持療法を知らずして行うべからず!
がん薬物療法に伴う皮膚障害
髙橋 聡
1
1国立がん研究センター東病院皮膚腫瘍科
キーワード:
皮膚障害
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
アンドロゲン受容体阻害薬
Keyword:
皮膚障害
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
アンドロゲン受容体阻害薬
pp.608-614
発行日 2023年7月20日
Published Date 2023/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207877
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▶ポイント
・マルチキナーゼ阻害薬による手足症候群は高頻度にみられる皮膚障害で,適切な予防とケアが重要である.
・免疫チェックポイント阻害薬による皮膚障害は,頻度が高く,発現が早く,程度は軽いことが特徴である.
・Stevens-Johnson症候群や中毒性表皮壊死症を疑う場合は,早急に皮膚科専門医と連携し,治療を開始する必要がある.
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