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関連領域
18.アレルギー
アナフィラキシー
福冨 友馬
1
1国立病院機構相模原病院臨床研究センター臨床研究推進部
キーワード:
アレルギー
,
アナフィラキシー
,
アドレナリン
,
薬剤
Keyword:
アレルギー
,
アナフィラキシー
,
アドレナリン
,
薬剤
pp.248-250
発行日 2025年4月30日
Published Date 2025/4/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.091434910970050248
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POINT
◆アナフィラキシーは,診断基準を参考に,臨床症状とその誘発の時間経過に基づいて,臨床的に診断する。
◆皮膚症状を認めないアナフィラキシーも稀ではない。
◆アナフィラキシーの急性期治療の第一選択薬はアドレナリンの筋注である。
◆アナフィラキシーと診断された場合または強く疑われる場合は,大腿部中央前外側にアドレナリン〔1:1000(1mg/mL)溶液〕0.01mg/kgを筋注する(最大量:成人0.5mg,小児0.3mg)。

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