特集 第1部 最近の眼科薬物治療 Ⅲ.緑内障
1 プロスタノイド受容体作動薬
相原 一
1
1東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚運動機能医学講座眼科学
キーワード:
プロスタノイド受容体
,
プロスタグランジン
,
眼圧下降薬
,
FP受容体
,
EP2受容体
Keyword:
プロスタノイド受容体
,
プロスタグランジン
,
眼圧下降薬
,
FP受容体
,
EP2受容体
pp.1043-1048
発行日 2019年9月30日
Published Date 2019/9/30
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000001361
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2018年9月に世界で初めてプロスタノイドEP2受容体作動薬である0.002%オミデネパグイソプロピル点眼液(エイベリスⓇ点眼液0.002%,参天製薬)が承認されるに至った。1999年に本邦で0.005%ラタノプロスト点眼液(キサラタンⓇ点眼液0.005%,ファイザー)が発売されて以来20年,既存のβ遮断薬も含め,多くの薬剤が開発されたが,ラタノプロストに比する眼圧下降効果を呈した薬剤は初めてである(図1)。
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