特集 代謝異常症・沈着症
外陰部皮膚限局性結節性アミロイドーシスの1例
前田 成美
1
,
吉田 亜希
,
林 伸和
1国家公務員共済組合連合会虎の門病院 皮膚科
キーワード:
外陰疾患
,
免疫組織化学
,
待機療法
,
アミロイドーシス-皮膚
Keyword:
Immunohistochemistry
,
Vulvar Diseases
,
Watchful Waiting
pp.295-297
発行日 2017年3月1日
Published Date 2017/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/J01266.2017200142
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78歳女性。2年前より外陰部の腫瘤を自覚し、徐々に腫瘤が増大してきたため精査加療目的で受診となった。初診時、左大陰唇内側に35×15mm大、淡紅色、表面平滑な充実性腫瘤が認められた。病理組織学的所見および全身検索の結果、皮膚限局性結節性アミロイドーシスと診断された。本症例は外科的切除を拒否したため経過観察としているが、現在までに拡大傾向はなく、新規病変の出現もみられていない。
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