Japanese
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症例報告
皮膚限局性結節性アミロイドーシスの1例
A case of amyloidosis cutis nodularis
吉田 益喜
1
,
川田 暁
1
Masuki YOSHIDA
1
,
Akira KAWADA
1
1近畿大学医学部皮膚科学教室
1Department of Dermatology,Kinki University School of Medicine
キーワード:
皮膚限局性結節性アミロイドーシス
Keyword:
皮膚限局性結節性アミロイドーシス
pp.46-48
発行日 2006年1月1日
Published Date 2006/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1412100487
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要約 51歳,男性.約3か月前から上口唇部に隆起性皮疹が出現し徐々に拡大した.血液・画像検査で異常所見はなく,病理組織学的に真皮全層から口輪筋上層までダイロン染色で橙赤色に染色され,偏光顕微鏡で黄緑色に偏光する無構造物質の沈着が認められたことから,皮膚限局性の結節性アミロイドーシスと診断した.治療は,病変部切除と有毛部からの植皮で再建した.
吉田益喜,他:臨皮60:46-48,2006
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