症例
関節鏡視下に切除した足関節類骨骨腫の1例
高橋 克典
1
,
渡邉 耕太
,
寺本 篤史
,
鈴木 智之
,
山下 敏彦
1札幌医科大学 医学部整形外科学講座
キーワード:
関節鏡法
,
脛骨
,
骨腫瘍
,
MRI
,
足関節
,
X線CT
,
類骨骨腫
Keyword:
Arthroscopy
,
Ankle Joint
,
Bone Neoplasms
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Osteoma, Osteoid
,
Tibia
,
Tomography, X-Ray Computed
pp.999-1002
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/J00767.2016382780
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21歳男性。1年前より誘因なく歩行時と夜間の右足関節痛を自覚し近医を受診、NSAIDsの処方で疼痛は一時軽快したが、内服中止に伴い疼痛が再発、MRIにて異常所見を認めたため、精査加療目的で著者らの施設へ紹介となった。CT所見より右足関節近傍の脛骨遠位端に発生した類骨骨腫と診断され、関節鏡下に病変部を切除した。その結果、術直後より疼痛は消失し、目下、術後1年経過で再発や変形性関節症変化などの所見は認められていない。
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