特集 股関節温存手術-寛骨臼側股関節周囲骨切り術-
寛骨臼移動術の特徴と手術手技
中島 康晴
1
,
本村 悟朗
1
,
濱井 敏
1
,
川原 慎也
1
,
佐藤 太志
1
,
山口 亮介
1
,
原 大介
1
,
宇都 宮健
1
,
北村 健二
1
1九州大学整形外科
キーワード:
変形性股関節症(osteoarthritis of the hip)
,
寛骨臼形成不全(acetabular dysplasia)
,
寛骨臼側股関節周囲骨切り術(periacetabular osteotomy)
Keyword:
変形性股関節症(osteoarthritis of the hip)
,
寛骨臼形成不全(acetabular dysplasia)
,
寛骨臼側股関節周囲骨切り術(periacetabular osteotomy)
pp.147-152
発行日 2025年2月19日
Published Date 2025/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002056
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寛骨臼移動術は1956年に西尾らにより報告され,術後20年以上の成績も明らかとされている。寛骨臼移動術の原法では大転子を切骨翻転してアプローチしていたが,本稿では外転筋への侵襲を低減する目的で,大転子を切骨せず,中・小殿筋の前後から骨切りする術式について取り上げ,その適応・術前計画・手術手技・後療法に関して述べる。
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