特集 疲労骨折の病態と治療
Ⅱ 各論
体幹部
腰椎分離症の病態と治療
藤本 秀太郎
1,2
,
山下 一太
1
,
西良 浩一
1
1徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学
2札幌医科大学整形外科学講座
キーワード:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
疲労骨折(stress fracture)
,
スポーツ障害(sports-related disorder)
Keyword:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
疲労骨折(stress fracture)
,
スポーツ障害(sports-related disorder)
pp.56-62
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001166
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・腰椎分離症は発育期のアスリートに多く発生することから,患者のスポーツ継続希望や競技スケジュールも考慮した治療が要求される。
・病期ごとの疼痛要因の違いや,患者の年齢による分離すべり症のリスクなどの理論を知ることが重要である。
・理論を知ったうえで,偽関節や分離すべりのリスク,医療被曝を最小化しつつ,患者のパフォーマンスを最大化することが求められる。
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