特集 腰椎分離症-最近の診断・治療の進歩-
腰椎分離症に対する早期リハビリテーションによる筋柔軟性と腰椎アライメントの変化
塚越 祐太
1,2
,
山崎 正志
2
1筑波大学附属病院つくばスポーツ医学健康科学センター
2筑波大学医学医療系整形外科
キーワード:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
理学療法(physiotherapy)
,
アライメント(alignment)
Keyword:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
リハビリテーション(rehabilitation)
,
理学療法(physiotherapy)
,
アライメント(alignment)
pp.525-530
発行日 2024年5月19日
Published Date 2024/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001787
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腰椎分離症診療のゴールは骨癒合ではなく,再発しない体を作って競技復帰させることである。そのため,治療中のリハビリテーションが必須である。治療早期からのリハビリテーション実施は骨癒合に対する悪影響が危惧されるが,実際には骨癒合率が落ちることはなく,安全に実施できる。また,下肢筋柔軟性を改善し,腰椎マルアライメントの修整効果も得られる。筆者らの実施している早期リハビリテーションプログラムを紹介する。
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