特集 腰椎分離症-最近の診断・治療の進歩-
分離部の骨癒合を目的とした装具療法と運動療法
畠山 健次
1
,
三上 絋史
2
1船橋整形外科脊椎・脊髄センター
2船橋整形外科理学診療部
キーワード:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
骨癒合(bone healing)
,
装具下運動療法(exercise with orthosis)
Keyword:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
骨癒合(bone healing)
,
装具下運動療法(exercise with orthosis)
pp.543-549
発行日 2024年5月19日
Published Date 2024/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001789
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腰椎分離症において骨癒合を目指す場合,長期間のスポーツ中止が必要であるが,最終的な目標はスポーツ復帰である。そこで,再発予防も兼ねた胸郭・下肢の柔軟性や体幹の安定性を得るために積極的に運動療法を行う。その際,骨癒合を阻害しないように硬性コルセットを作製する。骨癒合を目指す際に,運動療法は治療中の患者のモチベーション維持にも不可欠である。
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