特集 腰椎分離症-最近の診断・治療の進歩-
骨髄浮腫消失を装具着用期間とした保存治療による急性期腰椎分離症の骨癒合率
辰村 正紀
1
,
山崎 正志
2
1筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター/茨城厚生連水戸協同病院整形外科
2筑波大学医学医療系整形外科
キーワード:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
病期(pathological stage)
,
保存療法(conservative treatment)
,
癒合阻害因子(union inhibitory factor)
Keyword:
腰椎分離症(lumbar spondylolysis)
,
病期(pathological stage)
,
保存療法(conservative treatment)
,
癒合阻害因子(union inhibitory factor)
pp.550-557
発行日 2024年5月19日
Published Date 2024/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001790
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腰椎分離症の治療の主軸となる保存療法では,約8割の分離部癒合が期待できる。患者の背景を考慮しながら癒合を得る最善の治療を選択するために,保存療法の利点と癒合阻害因子を認識しておくことが重要である。
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