特集 姿勢異常と疼痛
集団検診からみた成人脊柱変形と疼痛
戸川 大輔
1
,
松山 幸弘
1近畿大学医学部附属奈良病院 整形外科
キーワード:
加齢
,
骨盤骨
,
集団検診
,
性因子
,
生活の質
,
脊柱変形
,
疼痛測定
,
腰痛
,
骨アライメント異常
,
年齢因子
,
背痛
,
立位
Keyword:
Standing Position
,
Age Factors
,
Aging
,
Back Pain
,
Mass Screening
,
Pelvic Bones
,
Pain Measurement
,
Quality of Life
,
Sex Factors
,
Spinal Curvatures
,
Low Back Pain
,
Bone Malalignment
pp.1260-1269
発行日 2019年12月19日
Published Date 2019/12/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020084903
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近年,高齢者の姿勢異常(成人脊柱変形)に注目が集まっている。加齢とともに起こる矢状面アライメントの悪化が健康関連QOL(health related quality of life;HRQOL)の悪化と相関することが知られている。姿勢異常(脊柱アライメント異常)において,性別による特徴,加齢によるアライメント異常の進行の程度などが運動器検診の結果から分析できる。姿勢異常が悪化すると,男性より女性で特にHRQOLを低下させる腰背部痛が出やすくなる。
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