特集 運動器疼痛update
姿勢不良、アライメント異常に対する痛みの治療
西村 浩輔
1
,
遠藤 健司
,
鈴木 秀和
,
松岡 佑嗣
,
高松 太一郎
,
澤地 恭昇
,
関 健
,
小西 隆允
,
粟飯原 孝人
,
山本 謙吾
1東京医科大学 整形外科学
キーワード:
運動障害
,
運動療法
,
姿勢
,
脊椎固定術
,
疼痛
,
腰痛
,
頸部痛
,
骨アライメント異常
,
座位
,
立位
,
歩行困難
,
首下がり病
Keyword:
Sitting Position
,
Standing Position
,
Exercise Therapy
,
Movement Disorders
,
Pain
,
Posture
,
Spinal Fusion
,
Low Back Pain
,
Bone Malalignment
,
Neck Pain
,
Mobility Limitation
pp.588-596
発行日 2018年6月19日
Published Date 2018/6/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018282179
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体の傾きに対して、骨盤や股関節、膝などを使って代償して体の荷重軸が一定のcone(円錐柱)の範囲内に収まるようにするという、効率的姿勢をcone of economyという。Cone of economyからはずれた姿勢は、長い時間保つことが困難で、頭部バランス異常ならば頸胸椎に、体幹異常ならば腰椎骨盤に軸性疼痛が発生する。
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