特集 レジデントはどの治療法を選択すればよいのか-日常よく遭遇する疾患-
変性疾患、骨代謝疾患、腫瘍など 腰部脊柱管狭窄症
森平 泰
1
1獨協医科大学 医学部医学科整形外科学
キーワード:
Alprostadil
,
Steroids
,
硬膜外注射
,
MRI
,
神経ブロック
,
脊髄造影
,
脊柱管狭窄
,
脊椎固定術
,
X線CT
,
椎弓切除術
,
経口投与
,
腰椎
,
筋骨格系マニピュレーション
,
ストレッチング
,
病態生理
,
腰仙椎装具
Keyword:
Alprostadil
,
Administration, Oral
,
Injections, Epidural
,
Lumbar Vertebrae
,
Laminectomy
,
Myelography
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Nerve Block
,
Steroids
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Spinal Fusion
,
Spinal Stenosis
,
Musculoskeletal Manipulations
,
Muscle Stretching Exercises
pp.45-52
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2020051777
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腰部脊柱管狭窄症は,腰椎の椎間板と椎間関節の加齢変性を基盤として,神経の通路である脊柱管や椎間孔が狭小化することで,歩行時や立っているときに臀部から下肢にかけての痛みやしびれなどの症状を呈する症候群である。腰椎の前屈にて症状が軽減するので,歩行時の杖やシルバーカーの使用など,日常生活上の姿勢指導が重要となる。保存療法では,経口プロスタグランジンE(1)の投与,硬膜外ステロイド注射リハビリテーション,コルセット装着を行うが,保存療法に抵抗する場合には手術療法を検討する。
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