発行日 2014年10月1日
Published Date 2014/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00764.2015009298
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L4/L5責任高位の腰部脊柱管狭窄症に対し、内視鏡下片側進入両側除圧術((MEL法)を行ったM群57例と内視鏡下筋肉温存型腰椎椎弓間除圧術(ME-MILD法)を行ったL群29例の臨床成績を検討した。術前、術後の日本整形外科学会腰痛治療成績判定基準(JOAスコア)、手術時間、出血量、術後在院日数、JOAスコア改善率を比較した結果、M群で出血量が有意に少なかったが、手術時間、在院日数、JOAスコア、JOAスコア改善率に有意差はなかった。合併症は硬膜損傷が各群1例、術後創感染はM群の2例に認められ、術後の再狭窄はL群2例、M群1例にみられ、L群の1例で再手術を行った。
©Nankodo Co., Ltd., 2014