特集 整形外科領域におけるロボットリハビリテーション
圧迫性脊髄症の術後急性期および慢性期におけるHALを用いた機能回復治療
久保田 茂希
1
,
清水 如代
,
門根 秀樹
,
安部 哲哉
,
國府田 正雄
,
山崎 正志
1筑波大学 医学医療系運動器再生医療学
キーワード:
活動電位
,
胸椎
,
時間
,
術後管理
,
脊髄圧迫
,
脊椎固定術
,
X線CT
,
日常生活活動
,
慢性疾患
,
ロボット工学
,
外科的減圧
,
生体機能回復
,
評価基準
,
歩行訓練
,
装着型アシスト機器
,
機能的自立度評価法
,
センサー
,
歩行分析
Keyword:
Exoskeleton Device
,
Gait Analysis
,
Action Potentials
,
Activities of Daily Living
,
Chronic Disease
,
Postoperative Care
,
Robotics
,
Time
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Spinal Cord Compression
,
Thoracic Vertebrae
,
Spinal Fusion
,
Decompression, Surgical
,
Recovery of Function
pp.455-467
発行日 2018年5月19日
Published Date 2018/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018235802
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
ロボットスーツHALは、ヒトの動作をリアルタイムに補助できる外骨格装着型動作支援ロボットである。筆者らは、術後急性期および慢性期における圧迫性脊髄症に対してHALを用いた動作訓練を実施し、歩行能力を中心とした運動機能の改善を得ている。今後も、脊椎・脊髄疾患を中心とする運動器疾患に対してHAL訓練の効果を検証するとともに、その効果メカニズムの解明も取り組むべき課題であると考える。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.