特集 整形外科領域におけるロボットリハビリテーション
HAL腰タイプにおける腰部負荷軽減効果
安部 哲哉
1
,
三浦 紘世
,
門根 秀樹
,
國府田 正雄
,
山崎 正志
1筑波大学 医学医療系整形外科
キーワード:
腰仙部
,
ロボット工学
,
挙上(力学)
,
荷重負荷
,
有限要素解析
,
移動介助
,
装着型アシスト機器
Keyword:
Exoskeleton Device
,
Lumbosacral Region
,
Robotics
,
Weight-Bearing
,
Lifting
,
Finite Element Analysis
pp.537-545
発行日 2018年5月19日
Published Date 2018/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018235811
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ロボットスーツHALは、筑波大学システム情報系で開発されたサイボーグ型ロボットで、両脚や単関節用、そして腰タイプがある。われわれは、重量物反復挙上とショベリング除雪反復動作におけるHAL腰タイプによる腰部負荷軽減と作業省力化の効果を明らかにした。また、完全頸損モデル人形を坐位から抱え上げる介護動作におけるHAL腰タイプの有効性もわかってきた。今後さらに有効性とその機序を明らかにしたい。
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