特集 整形外科領域におけるロボットリハビリテーション
股関節・膝関節術後のリハビリテーションにおけるロボットスーツHAL単関節タイプの有用性
後藤 恭輔
1
,
小谷 尚也
,
鎌田 聡
,
塩田 悦仁
1福岡大学病院 リハビリテーション部
キーワード:
関節疾患
,
術後管理
,
電気刺激療法
,
歩行
,
麻痺
,
リハビリテーション
,
ロボット工学
,
治療成績
,
股関節置換術
,
膝関節置換術
,
大腿神経障害
,
筋力
,
装着型アシスト機器
Keyword:
Exoskeleton Device
,
Gait
,
Electric Stimulation Therapy
,
Joint Diseases
,
Postoperative Care
,
Paralysis
,
Rehabilitation
,
Robotics
,
Treatment Outcome
,
Femoral Neuropathy
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
,
Arthroplasty, Replacement, Knee
,
Muscle Strength
pp.530-536
発行日 2018年5月19日
Published Date 2018/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018235810
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人工関節置換術後のリハビリテーションにおいて術後の機能不全・合併症を少なからず経験することがある。特に人工膝関節全置換術(total knee arthroplasty;TKA)では膝関節自動伸展不全が生じ、改善に難渋する症例も多い。人工股関節全置換術(total hip arthroplasty;THA)においても、前方アプローチ(direct anterior approach;DAA)では大腿神経麻痺を生じることがあるのも事実である。筆者らはこれらの機能不全・合併症に対して、ロボットスーツ単関節タイプ(Hybrid Assistive Limb-singlejoint;HAL-SJ,CYBERDYNE社)を使用し、有効性が示唆されたため本稿にて紹介する。
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