特集 整形外科領域におけるロボットリハビリテーション
単関節HALを用いた肩関節機能の補助
牧原 武史
1
,
門根 秀樹
,
大西 信三
,
久保田 茂希
,
清水 如代
,
山崎 正志
1県北医療センター高萩協同病院
キーワード:
肩関節
,
肩甲筋
,
三角筋
,
脊髄損傷
,
不全麻痺
,
ロボット工学
,
挙上(力学)
,
筋力
,
僧帽筋
,
関節角度測定
,
患者の安全
,
装着型アシスト機器
,
頸髄
,
動作分析
Keyword:
Exoskeleton Device
,
Paresis
,
Robotics
,
Shoulder Joint
,
Spinal Cord Injuries
,
Lifting
,
Arthrometry, Articular
,
Muscle Strength
,
Deltoid Muscle
,
Patient Safety
,
Superficial Back Muscles
,
Cervical Cord
pp.510-519
発行日 2018年5月19日
Published Date 2018/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018235808
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「肩HAL」は能動的な意思を反映し、肩関節の挙上動作を補助する。中枢系と末梢系のバイオフィードバックを通じ、肩関節周囲筋群の連携・複合動作を改善することを狙いとしている。健常者での安全性・有効性を確認し、頸髄不全損傷によるC5麻痺患者において良好な経過を得た。今後は、生理的な挙上動作に近づけるべくデバイスの最適化が課題である。
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