特集 整形外科領域におけるロボットリハビリテーション
痙直型脳性麻痺児の歩行獲得に向けた装着型ロボットHALを用いた歩行プログラム
上野 友之
1
,
清水 如代
,
清水 朋江
,
石川 公久
,
羽田 康司
,
山崎 正志
1筑波大学附属病院 リハビリテーション部
キーワード:
筋痙縮
,
脳性麻痺
,
歩行
,
ロボット工学
,
歩行訓練
,
装着型アシスト機器
,
歩行速度
Keyword:
Exoskeleton Device
,
Walking Speed
,
Cerebral Palsy
,
Gait
,
Muscle Spasticity
,
Robotics
pp.480-487
発行日 2018年5月19日
Published Date 2018/5/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018235805
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痙直型脳性麻痺患者7名に対し、HALを用いた歩行機能練習を実施した。重篤な有害事象の出現なく、全例が装着下での歩行練習の実施が可能であった。全例で歩行速度の改善が認められ、歩容の改善が認められた。HALを用いた歩行機能練習は、痙直型脳性麻痺患者においても有効である可能性がある。
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