診断 FDG-PET、拡散強調画像(DWI)による化膿性脊椎炎の診断

Summary

近年，高齢者の化膿性脊椎炎が増加している。しかし，高齢者の場合は発熱を伴わない場合も多 く，注意を要する。Gold standardはMRI，もしくはガドリニウムによる造影MRIである。しかし ながら早期診断，インストゥルメンテーション手術後などは，MRIにての判断が難しい場合があ る。本稿では，fl uorodeoxyglucose-positron emission tomography（FDG-PET），拡散強調画 像（diff usion weighted image；DWI）を用いた化膿性脊椎炎の診断について述べる。