特集 Onco-Cardiology Update
識る5
腫瘍循環器研究の最前線
アントラサイクリン心筋症の分子メカニズム
石田 純一
1
1東京大学大学院医学系研究科循環器内科学
キーワード:
用量依存性
,
活性酸素種
,
鉄蓄積
,
トポイソメラーゼ
,
心筋トロポニン
,
心筋ストレイン
,
心保護療法
Keyword:
用量依存性
,
活性酸素種
,
鉄蓄積
,
トポイソメラーゼ
,
心筋トロポニン
,
心筋ストレイン
,
心保護療法
pp.974-977
発行日 2022年10月9日
Published Date 2022/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001035
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アントラサイクリンの臨床応用は1960年代に遡り,その高い抗腫瘍効果から乳がんや造血器腫瘍領域を中心に現在でも頻用されている。一方でアントラサイクリンの心毒性は当初から問題視され,それを克服するために多くの臨床・基礎研究が行われてきた。本稿では今までに明らかにされたアントラサイクリン心筋症に関する疫学,分子メカニズム,管理について簡潔に記載する。
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