特集2 主治医が求める読影レポートの書き方
私が考えるよいレポート③−思考過程がわかる・伝わるレポート−
影山 咲子
1
,
大田 英揮
1
1東北大学病院 放射線診断科
pp.118-121
発行日 2021年1月26日
Published Date 2021/1/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000000533
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レポートの書き方は本当にさまざまである。これまでの自身の経験,指導医や上司の考え方,1日に読影する検査件数,1つのレポートに割ける時間,使用しているレポーティングシステム(のレイアウト)など,影響する要素は多い。基本的には主治医(臨床医)の求める内容が伝わるように書かれていることが大切で,自分にあった書き方で問題ないのでは,と考えている。また,次に読影する立場では,前回レポートをみたときに患者の状況やフォローすべき場所が伝わるような工夫がされていると,とてもありがたく感じる。今回は主に,主治医に伝わるように気を付けていることをいくつか挙げたいと思う。
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