特集 具体例をもとにしたレポートの検討
座談会
レポートを評価する
乗木 秀夫
1
,
杉田 チヅ子
2
,
津田 佳世子
3
,
平山 朝子
4
1日医大
2淀橋保健所
3東大保健学科
4公衆衛生院
pp.14-20
発行日 1967年3月10日
Published Date 1967/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662203880
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"レポートを書く"ということは,ものをまとめるということで保健婦活動にとって日常茶飯の仕事となっているようだ。今月は,青森県と埼玉県の2つの学院にご協力いただき,卒業生のレポートのなかから2編をとりあげ(レポートA本文21頁,レポートB本文33頁),教育の場,研究の場,実踵の場それぞれからご発言をいただいた。
たしかに,あらためてレポートそのものをとりあげてみると,教育課程にも,作成方法にも,分析展開のなかにも多くの問題があるようだ。また場合によってはレポートの礼儀作法からきめてかからなければならないこともあるといえるのではないか。それが文字として数字として記録され,それをもとにして活動するということになると,レポートひとつ書くということもかなリ大変なことがわかる。その意味で以下の座談会が問題提起となリ,レポートを教える方,教えられる方,レポートする方,それを読む方,それぞれに再認識していただき,研究に業務に少しでもお役にたてていただければ幸いである。
(座談会を冒頭に構成しましたので,後出レボートと対応してお読みいただくご不便をおかけしましたことをおわび申します)
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