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今日の問題点
大腿骨近位部骨折のコマネジメントに関する看護師を対象としたアンケート調査
Survey on how nurses consider hospitalist/orthopedic surgery co-management about hip fracture patients
井上 三四郎
1
S. Inoue
1
1飯塚病院総合診療科
1Dept. of General Internal Medicine, Iizuka Hospital, Iizuka
キーワード:
nurse
,
hospitalist
,
orthopedic surgery
,
co-management
,
hip fracture
Keyword:
nurse
,
hospitalist
,
orthopedic surgery
,
co-management
,
hip fracture
pp.727-731
発行日 2024年6月1日
Published Date 2024/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_seikei75_727
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は じ め に
コマネジメント,あるいはhospitalist/orthopedic surgey co-management(HOCM)は,整形外科医とホスピタリストと称される内科系医師による病棟協働管理である1~3).この2名の医師はともに主治医として入院中の患者を治療する.超高齢社会を迎えた本邦において,HOCMは注目を浴びている.
当科は大腿骨近位部骨折(以下,本骨折)に対するHOCMを積極的に推進している2,3).しかしながら,HOCMは本邦ではまれな取り組みであり,それを体験した医療者の肉声を聞く機会は少ない.筆者はこれまで,整形外科医やホスピタリストに対するアンケート結果を報告してきた4~6).本稿の目的は,看護師へアンケートを行い,看護師の視点からHOCMを評価することである.
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