1枚のシェーマ
乳児期にBland-White-Garland症候群に伴うMRに対してMVRを施行された症例の成人期のre-MVR
阿部 和男
1
1山形県立中央病院
pp.672
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu77_672
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左冠状動脈肺動脈起始異常(Bland-White-Garland症候群)で乳児期に虚血性の僧帽弁閉鎖不全(MR)をきたし,生後11ヵ月でSJM人工心臓弁23 mm(Abott社)による人工弁置換と左鎖骨下動脈-左冠状動脈吻合(図1 Fig.2)を行った.21歳で成長に伴い(体重85 kg)相対的僧帽弁狭窄(MS),patient prothesis mismatch(PPM)となり,心不全をきたしたため再僧帽弁置換(re-MVR)の方針とした.
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