連載 行ってきました! 海外留学 (第53回)
米国スタンフォード大学
荒川 衛
1
1練馬光が丘病院心臓血管外科
pp.112-113
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_kyobu72_112
- 有料閲覧
- 文献概要
米国カリフォルニア州パロアルト市付近に本部をおくスタンフォード大学は,サンフランシスコから50 kmほど南東に位置し,シリコンバレーの中心である.キャンパスの広さは全米屈指で約1,000万坪あり,東京ドームが約700個入る広大な敷地を有している.北カリフォルニアの気候で夏は一切雨が降らず,ほぼ毎日快晴である.研究生活を行うには環境が重要であることを思い知らされる空間を有している.筆者が渡米した2013年のノーベル賞受賞者にも2人が名を連ねており,医学・生理学賞には「細胞の輸送システム」についてThomas Südhof氏が,化学賞には「分子動力学シミュレーション」についてMichael Levitt氏が選出された.
© Nankodo Co., Ltd., 2019