米国の眼科レジデントプログラム
9.スタンフォード大学
綾木 雅彦
1
Masahiko Ayaki
1
1Research Fellow, Harvard University
pp.1026-1027
発行日 1996年5月15日
Published Date 1996/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904920
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レジデントプログラム
スタンフォード大学では学術的環境の中で充実した研修を3年間受けるプログラムになっている。講義は,スタンフォード大学病院での2か月間の基礎講座と,随時カンファレンスが組まれている。臨床研修は3つの関連病院で行われ,網膜,角膜,眼病理,緑内障,斜視,神経眼科,形成の専門外来を回ったり,一般ならびに専門的手術の経験を多く積むことができる。眼科臨床フェローが少ないため,レジデントがすべての患者の診療にたずさわる。講義はグランドラウンド,専門外来の臨床カンファレンス,特別講義の形で行われる。レジデントは研究課題に取り組んだり,フェローを目指すことが望ましいが,研修の第一目標は高度の知識と技術を身につけることにある。
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