Japanese
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焦点 ヘルスプロモーション活動の実践と課題
スタンフォード大学病院の糖尿病ケアプログラム
Chronic Disease Self-Management: A Model for Tertiary Prevention.
Beverly A. Dyck
1
,
近本 洋介
2
Beverly A. Dyck
1
1スタンフォード大学病院
2スタンフォード大学医学部疾病予防研究センター
1Stanford University Hospital
pp.13-22
発行日 1998年2月15日
Published Date 1998/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1681900434
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病院施設において糖尿病ケアプログラムを開発することは,困難ではあるがやりがいのある課題と言ってよいだろう。1993年,スタンフォード大学病院は糖尿病CNS(Clinical Nurse Specialist)を1名雇用し,病院を基盤とする統合的な糖尿病ケアプログラムを開発した。その目標は,糖尿病の教育と治療についてナースと臨床スタッフの知識を高めること,入院患者の糖尿病ケアを改善すること,および糖尿病に関連した入院日数と再入院を減らすことであった。
本稿では,規模の大きい機能分散型の教育研究病院において,限られた資源で,統合的な糖尿病ケアプログラムがどのように実施できたか,その過程を探ってみることにする。
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