特集 明日から使える免疫関連有害事象マネジメント ~免疫チェックポイント阻害薬の看護ケア~
第Ⅲ章 免疫関連有害事象マネジメント ~事例で学ぶ気づきのポイントとケアの実際~
【事例】 皮膚障害
島貫 裕実子
1
1国立研究開発法人国立国際医療研究センター病院薬剤部
pp.156-159
発行日 2022年2月15日
Published Date 2022/2/15
DOI https://doi.org/10.15106/j_kango27_156
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事例紹介
事例 60歳代,女性,肺がん
合併症と既往歴
2型糖尿病
現在の状況
肺がんStage Ⅳの1次治療として,キイトルーダ®(ぺムブロリズマブ)療法が導入された.3コース目投与後,胸部・前腕・下腿に散在する3 cm大の紅斑を認めた.皮疹やそのほかの副作用を受け,3コース目以降のキイトルーダ®の投与は中断されたが,中断後も皮疹症状の改善は乏しく,むしろ悪化し,全身性の皮疹を認めた.
検査結果
特記事項なし
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