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特集 外科修練医必携 これだけは押さえておきたい外科日常診療の基礎
V. 終末期医療の基礎と実際
1. 疼痛管理
2)癌性疼痛と放射線治療
Radiotherapy for cancer pain
井上 浩一
1
,
片野 進
1
K. Inoue
1
,
S. Katano
1
1栃木県立がんセンター
キーワード:
疼痛
,
放射線治療
,
症状緩和
Keyword:
疼痛
,
放射線治療
,
症状緩和
pp.636-640
発行日 2024年4月20日
Published Date 2024/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_636
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要旨
・緩和的放射線治療の対象となる症状は多岐にわたるが,その中でも癌性疼痛は日常的にみる機会の多い症状で,外照射が利用される場面が多い.
・骨転移の癌性疼痛に対する外照射,疼痛緩和の外照射のための環境などについて取り上げる.
・癌性疼痛においては,薬物療法を主軸として,多角的なアセスメントおよびマネジメントが重要とされ,必要に応じてチームでの介入が望ましい.
© Nankodo Co., Ltd., 2024