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特集 乳癌:初回治療の標準化
初回治療における放射線治療法の役割
Radiatio therapy for breast cancer as first chice of the treatment
築山 巌
1
,
片野 進
1
Iwao TSUKIYAMA
1
1栃木県立がんセンター放射線治療部
キーワード:
乳癌
,
放射線治療
,
初回治療
Keyword:
乳癌
,
放射線治療
,
初回治療
pp.361-365
発行日 2002年3月20日
Published Date 2002/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904804
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乳癌に対する放射線治療の役割は大きく,乳房温存療法の一環としての照射,進行乳癌に対する乳房切除術後の予防照射,局所再発に対する照射,遠隔転移に対する照射などさまざまな病態に用いられる.これらの照射は単独または内分泌療法,化学療法との併用で用いられる.
放射線治療はおのおのの病態に応じて照射方法,線量などが異なる.ここでは各病態に対する初回治療としての放射線治療について文献的考察および放射線治療の具体的方法,その意義について概説した.放射線治療の技術的進歩は著しく,内科,外科との協力によってますますその乳癌の集学的治療に果たす役割は重要となるであろう.
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