Japanese
English
特集 イメージング・ナビゲーション技術の現状と未来
III. 下部消化管
2.蛍光ナビゲーション技術を応用した直腸癌手術
Rectal surgery using fluorescent navigation technology
河田 健二
1
,
横田 満
1
,
稲村 幸雄
1
,
松岡 弘也
1
,
森川 彰貴
1
,
河本 和幸
1
K. Kawada
1
,
M. Yokota
1
,
Y. Inamura
1
,
H. Matsuoka
1
,
A. Morikawa
1
,
K. Kawamoto
1
1倉敷中央病院外科
キーワード:
直腸手術
,
ナビゲーション
,
蛍光
,
ICG
Keyword:
直腸手術
,
ナビゲーション
,
蛍光
,
ICG
pp.46-57
発行日 2024年1月1日
Published Date 2024/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka86_46
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直腸は骨盤内深くに存在し,また周囲を自律神経や泌尿生殖器系臓器に囲まれているため,直腸癌手術では術野展開や機器操作などの技術的難易度が高くなる.また低位前方切除後の縫合不全はもっとも厄介な合併症の一つで,約10~15%の頻度で起こる.技術的難易度の高い直腸癌手術においてはいかにして術後合併症を減らすかが大きな課題であり,その意味で術中の蛍光ナビゲーションの重要性は今後ますます高まっていくと思われる.
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